スポーツママチャリ uniFast Maya 700Cシティサイクル

MAYA / NEW CONCEPT CITY BIKE

毎日に、ちょうどいい。

ロードバイクの楽しさと、
ママチャリの便利さ。
その二つを、一台にできないだろうか。

uniFast Mayaは、「スポーツママチャリ」という新しい選択肢を目指して生まれた700Cシティサイクルです。ママチャリの便利さとスポーツバイクの軽快な走りを組み合わせ、カゴや泥除け、リアキャリア、オートライトなど毎日に便利な装備を備えながら、スポーツバイクの規格を取り入れました。

ORIGIN

「ママチャリって、
なんだ?」

バングラデシュの工場を訪れたとき、 現地の責任者から聞かれました。

「日本では、どんな自転車が売れるのですか?」

私は迷わず、 「ママチャリです」と答えました。

「ママチャリとは、なんだ?」

お母さんの「ママ」と、 自転車を親しみを込めて呼ぶ「チャリ」。 それが合わさって、日本では日常の自転車を 「ママチャリ」と呼んでいることを説明しました。

その成り立ちや響きを、 現地のメンバーはとても面白がってくれました。

そこから、Mayaの開発が始まりました。

    

PROTOTYPE No.1

そして次に訪れたとき、
最初のフレームができていました。

2度目にバングラデシュの工場を訪れたとき、 Mayaの試作第一号となるフレームが形になっていました。

現地スタッフと実際のフレームを囲みながら、 日本の毎日でどう使われるのか、 どの部分を変えるべきなのかを一つずつ確認していきました。

「日本のママチャリをそのまま作る」のではなく、 日本で使いやすく、修理しやすく、 その先のカスタマイズまで楽しめる自転車へ。

THE QUESTION

そのまま作るのではなく、
作り直す。

最初に考えたのは、 「バングラデシュで日本のママチャリをそのまま作れないか」 ということでした。

しかし調べていくと、日本の一般車には独自規格の部品も多く、 そのまま再現しようとすると、 開発に必要な時間もコストも大きくなります。

そこで考え方を変えました。

「ママチャリを再現する」のではなく、

「ママチャリを、もう一度設計してみよう。」

日常で便利な装備は残す。 一方で、修理や交換、カスタマイズに関わる部分には、 スポーツバイクで広く使われている規格を取り入れる。

そうして、 「便利なだけで終わらない毎日の自転車」 というMayaの方向性が決まりました。

01

毎日の便利さは残す

カゴ、ライト、泥よけ、スタンド、リアキャリアなど、 日常で必要な装備は最初から備えます。

02

独自規格を増やさない

修理や交換が必要になったときに、 日本国内で部品を探しやすい規格を優先します。

03

買ったあとも楽しめる

使い方が変わったときに、 パーツ交換やカスタマイズで自分仕様へ育てられる設計を目指しました。

WHAT WE WANTED

これまでのママチャリで、
気になっていたこと。

Mayaの設計では、日常の便利さを残しながら、 これまで一般的なママチャリに感じていた不満を、 一つずつ見直していきました。

01

背の高い人には、
少し窮屈。

一般的なママチャリでは、 身長の高い方がサドルを大きく上げても、 車体全体のバランスによって窮屈に感じることがあります。

Mayaではシートチューブ長480mmを採用し、 大柄な方にも自然なポジションを取りやすい設計を目指しました。

02

買ったあとに、
手を入れにくい。

一般車独自の規格や専用部品が多いと、 ホイールや駆動系などを交換したくなっても、 選択肢が限られてしまうことがあります。

Mayaでは、可能な部分にスポーツバイクで広く使われる規格を取り入れ、 購入後のカスタマイズにも余地を残しています。

03

壊れたときに、
部品を探しにくい。

毎日使う自転車だからこそ、 タイヤ、ブレーキ、駆動系などの消耗部品は、 いつか交換することになります。

そのとき、日本国内で一般的に流通している部品や規格から 選びやすいことを大切にしました。

買ったときに完成する自転車ではなく、

買ったあとも、付き合っていける自転車へ。

MAMACHARI EQUIPMENT

ママチャリとして必要なものは、
ちゃんと残す。

スポーツバイクの規格を取り入れても、 日常の便利さを犠牲にしてしまえば、 Mayaを作る意味がありません。

買い物、通勤、通学、ちょっとした外出。 毎日使う自転車として必要な装備は、 最初からきちんと備えています。

FRONT BASKET

前カゴ

バッグや買い物袋をそのまま積める、 毎日の自転車には欠かせない装備です。

AUTO LIGHT

SHIMANOハブダイナモ

暗くなったらライトを使える、 日常で便利なオートライト仕様です。

FULL FENDER

前後泥よけ

雨上がりの路面でも使いやすいよう、 前後フルフェンダーを標準装備しています。

DOUBLE STAND

両立スタンド

荷物の積み降ろしや駐輪時にも安定しやすい、 ママチャリらしい実用装備です。

REAR CARRIER

日本仕様リアキャリア

日本で一般的に流通している後カゴを、 加工せず取り付けやすいことを前提に設計しています。

スポーツバイクの考え方を取り入れても、

日常の便利さは、削らない。

THE REAR CARRIER

後ろの荷台まで、
日本から持っていきました。

Mayaでは、リアキャリアも単なる付属部品としてではなく、 日本で毎日使いやすいことを基準に設計しています。

日本で一般的に使われているママチャリ用の後カゴには、 取り付けるためのネジ穴位置があります。

ところがスポーツバイク用のリアキャリアでは、 その穴位置が合わず、 そのままでは取り付けられないことがあります。

自転車店の現場では、 「後カゴを交換したいだけなのに、加工が必要になる」 というケースを実際に経験してきました。

だったら、

日本で普通に売られている後カゴが、
普通に取り付けられる荷台を作ろう。

そこで、日本で流通しているママチャリ用リアキャリアを 実際にバングラデシュへ持ち込み、 それを基準に現地で新しく製作してもらいました。

専用品を増やすのではなく、 日本で手に入りやすい部品を、そのまま使えるようにする。 これもMayaの設計思想のひとつです。

OUR PRINCIPLE

「専用品を買ってください」ではなく、
「近所の自転車店で買えるものを使ってください。」

消耗や破損、使い方の変化によって部品を交換したくなったときに、 特別な加工や専用品に頼らず交換できること。 それが、毎日使う自転車には大切だと考えています。

「スポーツママチャリ」という、新しい選択肢。

SPORT BIKE DNA

見た目はママチャリ。
中身は、かなりスポーツバイク。

Mayaでは、日常で便利なママチャリ装備を残しながら、 修理・交換・カスタマイズに関わる部分には、 スポーツバイクで広く使われている規格を取り入れています。

BOTTOM BRACKET

BSA 68mm

スポーツバイクで広く使われているねじ切りBB規格。 将来のクランク交換やアップグレードにも対応しやすい構成です。

FRONT HUB

100mm

スポーツバイクで一般的なフロントハブ幅を採用。 ホイール交換時の選択肢を広げています。

REAR HUB

130mm

リムブレーキロードで広く使われてきたリアエンド幅。 ロード系ホイール資産を活用できる可能性を残しています。

BRAKE

V BRAKE

シンプルで調整しやすく、制動力も確保しやすいVブレーキを採用しています。

WHEEL SIZE

700C

スポーツバイクで広く使われているホイールサイズ。 タイヤやチューブの選択肢も豊富です。

SEATPOST

27.2mm

スポーツバイクで一般的なシートポスト径。 交換やカスタマイズもしやすいサイズです。

規格を選ぶ基準は、

「壊れたときに、直しやすいか。」

そして、 「使い方が変わったときに、交換できるか。」

CUSTOMIZE

本当にロードバイクのパーツは、
使えるのか。

スポーツバイクの規格を取り入れたMayaなら、 購入したあとにどこまで自分好みに変えられるのか。

それを確かめるために、 実際にロードバイク用パーツを使って一台組んでみました。

「カスタマイズできます」と言うだけではなく、

実際に、作って走らせてみる。

CUSTOM BUILD / 1×11

ロードバイクのパーツ資産を、
Mayaでもう一度使う。

手元に残っていたロードバイク用パーツを使い、 Mayaを1×11速仕様へ変更しました。

CRANKSET SHIMANO FC-R7000

HOLLOWTECH II

CHAINRING 42T

Narrow-Wide / 1×

REAR DERAILLEUR SHIMANO RD-R9100

DURA-ACE

CASSETTE 11–28T

11 Speed

WHEEL WH-9000-C24-TU

SHIMANO DURA-ACE

DRIVETRAIN 1×11

Custom Specification

WHY CUSTOMIZE?

速くすることだけが、
カスタマイズではありません。

スポーツバイクを長く楽しんできた人の中には、 以前使っていたホイールやコンポーネントを 手元に残している方もいると思います。

新しい自転車では規格が変わり、 まだ使えるお気に入りのパーツが 使われないままになっていることもあります。

Mayaでは、そうしたパーツを活用して、 毎日乗る自転車を自分好みに仕立てていくこともできます。

MAMACHARI × SPORT BIKE

「交換できる」という余白も、
Mayaの機能です。

最初からカスタマイズする必要はありません。
使い方が変わったとき、もっと走りたくなったとき、 手元のパーツを使いたくなったとき。

そのときに選択肢が残っていることを、 Mayaでは大切にしています。

※掲載している車体はカスタマイズ例です。標準販売仕様とは異なります。 パーツの組み合わせによっては調整・追加部品等が必要になる場合があります。 カスタマイズの際は専門店へご相談ください。

CUSTOMIZE

本当にロードバイクのパーツは、
使えるのか。

Mayaにスポーツバイクの規格を取り入れた理由のひとつが、 購入後のカスタマイズに選択肢を残すことでした。

そこで実際に、ロードバイクで使っていたパーツを使い、 Mayaをカスタマイズしてみました。

ロードバイク用パーツを組み込んだuniFast Mayaカスタム車

MAYA CUSTOM BUILD

ママチャリを、
本気でカスタムしてみました。

クランク、リアディレイラー、ホイールなど、 ロードバイク用パーツを実際にMayaへ組み込みました。

NO FRAME MODIFICATION

大きな特徴は、
「無改造」であること。

フレームを削る。穴を開ける。 特殊なアダプターを製作する。

このカスタムのために、 そうした加工を行ったわけではありません。

元の部品を外して、
対応する部品へ付け替える。

スポーツバイクで一般的に行われているパーツ交換と 同じ考え方で組み替えています。

Mayaに取り付けたSHIMANO 105クランク

CRANKSET

SHIMANO 105

BSA 68mmのBB規格を採用しているため、 対応BBへ交換することで SHIMANO HOLLOWTECH IIクランクを組み込めます。

Mayaに取り付けた4iiiiパワーメーター

POWER METER

4iiii POWER METER

さらに105クランクを利用して、 4iiii製パワーメーターも組み込みました。 日常車としては少し遊びすぎともいえるカスタム例です。

Mayaに取り付けたSHIMANO DURA-ACEリアディレイラー

REAR DERAILLEUR

SHIMANO DURA-ACE

リアディレイラーには、 ロードバイクで使用していた SHIMANO DURA-ACE R9000系を取り付けています。

Mayaに取り付けたSHIMANO DURA-ACE C24カーボンチューブラーホイール

WHEEL

DURA-ACE C24

リアエンド幅130mmを採用しているため、 リムブレーキロードで使われてきた ロード用ホイールを活用できる余地があります。

カーボンリム用ブレーキパッドへ交換したMayaのVブレーキ

BRAKE PAD

CARBON RIM対応

カーボンリムホイールの使用に合わせて、 ブレーキパッドもカーボンリム対応品へ交換。 ホイールの仕様に合わせて必要な部品を変更しています。

WHY WE DID IT

高級なママチャリを、
作りたかったわけではありません。

DURA-ACEやパワーメーターを、 Mayaに装着する必要があるわけではありません。

このカスタムで確認したかったのは、 スポーツバイクで使ってきたパーツを Mayaでも活用できる余地が本当にあるのか、ということでした。

ロードバイクを乗り換えたあと、 まだ使えるホイールやお気に入りのパーツが 手元に残ることがあります。

そんなパーツを、 今度は毎日乗る自転車で使ってみる。 Mayaには、そんな楽しみ方も残しています。

MAMACHARI × SPORT BIKE

「ただ外して、付け替えられる。」
その余白を、最初から設計しておく。

最初からカスタマイズする必要はありません。 標準仕様のまま、毎日の自転車として使うことが基本です。

それでも数年後、使い方が変わったとき。 もっと走りたくなったとき。 手元のパーツを使いたくなったとき。

選択肢が残っていることも、 Mayaの機能のひとつだと考えています。

※掲載車両はカスタマイズ例であり、標準販売仕様とは異なります。 すべての市販パーツとの互換性を保証するものではありません。 パーツの規格・組み合わせによって調整や交換部品が必要になる場合があります。 カスタマイズは専門知識を持つ自転車店へご相談ください。

REPAIRABILITY

壊れたときに、
直しづらい自転車を作らない。

Mayaの設計では、購入したときの使いやすさだけでなく、 数年後に修理や部品交換が必要になったときのことまで考えています。

自転車は、買って終わりの商品ではありません。

タイヤは減り、ブレーキは消耗し、 長く乗ればワイヤーや駆動系の部品交換も必要になります。

そのときに、 専用品しか使えない。 部品が見つからない。 取り付けるために加工が必要になる。

そうした自転車には、できるだけしたくありませんでした。

OUR DESIGN RULE

日本の市場で手に入りやすい部品・規格を選ぶ。

それは、乗る人のためだけではなく、 修理を受ける自転車店のためでもあります。

01

消耗品を探しやすく

タイヤ、チューブ、ブレーキシュー、ワイヤーなど、 日常的に交換する部品は一般的な規格を優先しています。

02

加工を減らす

交換部品を取り付けるために、 削る・穴を開けるといった加工を必要としないことを重視しています。

03

専用品に頼りすぎない

特定モデルだけでしか使えない専用品を増やさず、 日本国内で選択肢のある規格をできるだけ採用しています。

FOR BIKE SHOPS

「修理するショップが楽」であること。

持ち込まれた自転車を見たときに、 特殊な部品を探し回らなくてもいい。

前カゴや後カゴを交換するときに、 無理な加工をしなくてもいい。

消耗した部品を、 普段取り扱っているパーツから選べる。

自分が企画する以上、 修理する人が困る自転車にはしたくない。 それもMayaの設計を決める大切な基準になっています。

STANDARD SPEC

Maya 標準仕様

日常で使いやすい装備を最初から。 Mayaは、前カゴ・前後フェンダー・リアキャリア・ センタースタンド・オートライトを標準装備しています。

FACTORY SPECIFICATION

以下は完成車として販売するMayaの標準仕様です。 カスタム事例で紹介しているパーツは標準仕様には含まれません。

フレーム アルミニウム Uフレーム / 480mm
ヘッドセット NECO H37 / 1-1/8"
フォーク 700C スチール
ボトムブラケット カートリッジ スクエアテーパー
クランクセット 42T / 170mm / スチール
フロントディレイラー なし
リアディレイラー SHIMANO TOURNEY RD-TZ500-GS / 6速
ブレーキ EN-261V / Vブレーキ
リアスプロケット SHIMANO TOURNEY MF-TZ500-6 / 14-28T / 6速
ホイール フロント:SHIMANO ハブダイナモ
リア:130mm マルチフリーホイールハブ
タイヤ 700×35C / トレッキングパターン / 米式チューブ
サドル コンフォートサドル / スプリング付
シートポスト HL 27.2×350mm
ハンドルバー 580mm × 25.4mm / スチール / シティタイプ
ブレーキレバー 3フィンガー アルミレバー / アジャスター付
シフトレバー SHIMANO SL-RS356-R / 6速 REVOSHIFT
ステム アルミ アジャスタブルステム
車体重量 17kg
標準装備 フロントバスケット / 前後フェンダー / リアキャリア / センタースタンド / オートライト / ペダル

※仕様・部品は製造時期等により、同等性能の部品へ変更となる場合があります。

GEOMETRY

大柄な方にも、
ゆとりのあるポジションを。

Mayaはシートチューブ長480mmを採用し、 一般的なママチャリでは窮屈に感じやすい方にも、 自然なポジションを取りやすい設計を目指しています。

日常の扱いやすさを保ちながら、 スポーツバイクの考え方を取り入れたジオメトリです。

※各寸法の位置は、図中のアルファベットをご参照ください。

項目 Maya
適応身長 160〜180cm
A シートチューブ長 480.0mm
B ヘッドチューブ長 140.0mm
C 仮想トップチューブ長 566.0mm
D リーチ 389.8mm
E スタック 576.3mm
F チェーンステー長 455.0mm
G BBドロップ 65.0mm
H ヘッドチューブ角 71.0°
I シートチューブ角 73°
J ホイールベース 1066.9mm
K フォークオフセット 48mm
L トレイル 69mm

Mayaはワンサイズ展開です。 シートチューブ長480mmと長めのホイールベースを採用し、 日常での安定感と、大柄な方でも窮屈になりにくいポジションを重視しています。 適応身長は目安となり、体格や乗車姿勢によってフィット感は異なります。

uniFast 日本・バングラデシュ チームメッセージ

DESIGN MESSAGE

毎日の自転車だから、
長く付き合えるものを。

Mayaは、ママチャリをスポーツバイクにしたかったわけではありません。 ロードバイクを便利にしたかったわけでもありません。

日本で長く使われてきたママチャリの便利さを残しながら、 スポーツバイクの「選ぶ・交換する・自分仕様にする楽しさ」を加える。

そして、壊れたときに直しやすく、 使い方が変わったときには手を加えられる。 その答えとして作ったのがMayaです。