01
背の高い人には、
少し窮屈。
一般的なママチャリでは、 身長の高い方がサドルを大きく上げても、 車体全体のバランスによって窮屈に感じることがあります。
Mayaではシートチューブ長480mmを採用し、 大柄な方にも自然なポジションを取りやすい設計を目指しました。
MAYA / NEW CONCEPT CITY BIKE
ロードバイクの楽しさと、
ママチャリの便利さ。
その二つを、一台にできないだろうか。
uniFast Mayaは、「スポーツママチャリ」という新しい選択肢を目指して生まれた700Cシティサイクルです。ママチャリの便利さとスポーツバイクの軽快な走りを組み合わせ、カゴや泥除け、リアキャリア、オートライトなど毎日に便利な装備を備えながら、スポーツバイクの規格を取り入れました。
ORIGIN
バングラデシュの工場を訪れたとき、 現地の責任者から聞かれました。
「日本では、どんな自転車が売れるのですか?」
私は迷わず、 「ママチャリです」と答えました。
「ママチャリとは、なんだ?」
お母さんの「ママ」と、 自転車を親しみを込めて呼ぶ「チャリ」。 それが合わさって、日本では日常の自転車を 「ママチャリ」と呼んでいることを説明しました。
その成り立ちや響きを、 現地のメンバーはとても面白がってくれました。
そこから、Mayaの開発が始まりました。
THE QUESTION
最初に考えたのは、 「バングラデシュで日本のママチャリをそのまま作れないか」 ということでした。
しかし調べていくと、日本の一般車には独自規格の部品も多く、 そのまま再現しようとすると、 開発に必要な時間もコストも大きくなります。
そこで考え方を変えました。
「ママチャリを再現する」のではなく、
「ママチャリを、もう一度設計してみよう。」日常で便利な装備は残す。 一方で、修理や交換、カスタマイズに関わる部分には、 スポーツバイクで広く使われている規格を取り入れる。
そうして、 「便利なだけで終わらない毎日の自転車」 というMayaの方向性が決まりました。
カゴ、ライト、泥よけ、スタンド、リアキャリアなど、 日常で必要な装備は最初から備えます。
修理や交換が必要になったときに、 日本国内で部品を探しやすい規格を優先します。
使い方が変わったときに、 パーツ交換やカスタマイズで自分仕様へ育てられる設計を目指しました。
WHAT WE WANTED
Mayaの設計では、日常の便利さを残しながら、 これまで一般的なママチャリに感じていた不満を、 一つずつ見直していきました。
01
一般的なママチャリでは、 身長の高い方がサドルを大きく上げても、 車体全体のバランスによって窮屈に感じることがあります。
Mayaではシートチューブ長480mmを採用し、 大柄な方にも自然なポジションを取りやすい設計を目指しました。
02
一般車独自の規格や専用部品が多いと、 ホイールや駆動系などを交換したくなっても、 選択肢が限られてしまうことがあります。
Mayaでは、可能な部分にスポーツバイクで広く使われる規格を取り入れ、 購入後のカスタマイズにも余地を残しています。
03
毎日使う自転車だからこそ、 タイヤ、ブレーキ、駆動系などの消耗部品は、 いつか交換することになります。
そのとき、日本国内で一般的に流通している部品や規格から 選びやすいことを大切にしました。
MAMACHARI EQUIPMENT
スポーツバイクの規格を取り入れても、 日常の便利さを犠牲にしてしまえば、 Mayaを作る意味がありません。
買い物、通勤、通学、ちょっとした外出。 毎日使う自転車として必要な装備は、 最初からきちんと備えています。
FRONT BASKET
バッグや買い物袋をそのまま積める、 毎日の自転車には欠かせない装備です。
AUTO LIGHT
暗くなったらライトを使える、 日常で便利なオートライト仕様です。
FULL FENDER
雨上がりの路面でも使いやすいよう、 前後フルフェンダーを標準装備しています。
DOUBLE STAND
荷物の積み降ろしや駐輪時にも安定しやすい、 ママチャリらしい実用装備です。
REAR CARRIER
日本で一般的に流通している後カゴを、 加工せず取り付けやすいことを前提に設計しています。
スポーツバイクの考え方を取り入れても、
日常の便利さは、削らない。THE REAR CARRIER
Mayaでは、リアキャリアも単なる付属部品としてではなく、 日本で毎日使いやすいことを基準に設計しています。
日本で一般的に使われているママチャリ用の後カゴには、 取り付けるためのネジ穴位置があります。
ところがスポーツバイク用のリアキャリアでは、 その穴位置が合わず、 そのままでは取り付けられないことがあります。
自転車店の現場では、 「後カゴを交換したいだけなのに、加工が必要になる」 というケースを実際に経験してきました。
だったら、
日本で普通に売られている後カゴが、そこで、日本で流通しているママチャリ用リアキャリアを 実際にバングラデシュへ持ち込み、 それを基準に現地で新しく製作してもらいました。
専用品を増やすのではなく、 日本で手に入りやすい部品を、そのまま使えるようにする。 これもMayaの設計思想のひとつです。
OUR PRINCIPLE
消耗や破損、使い方の変化によって部品を交換したくなったときに、 特別な加工や専用品に頼らず交換できること。 それが、毎日使う自転車には大切だと考えています。
SPORT BIKE DNA
Mayaでは、日常で便利なママチャリ装備を残しながら、 修理・交換・カスタマイズに関わる部分には、 スポーツバイクで広く使われている規格を取り入れています。
BOTTOM BRACKET
スポーツバイクで広く使われているねじ切りBB規格。 将来のクランク交換やアップグレードにも対応しやすい構成です。
FRONT HUB
スポーツバイクで一般的なフロントハブ幅を採用。 ホイール交換時の選択肢を広げています。
REAR HUB
リムブレーキロードで広く使われてきたリアエンド幅。 ロード系ホイール資産を活用できる可能性を残しています。
BRAKE
シンプルで調整しやすく、制動力も確保しやすいVブレーキを採用しています。
WHEEL SIZE
スポーツバイクで広く使われているホイールサイズ。 タイヤやチューブの選択肢も豊富です。
SEATPOST
スポーツバイクで一般的なシートポスト径。 交換やカスタマイズもしやすいサイズです。
CUSTOMIZE
スポーツバイクの規格を取り入れたMayaなら、 購入したあとにどこまで自分好みに変えられるのか。
それを確かめるために、 実際にロードバイク用パーツを使って一台組んでみました。
「カスタマイズできます」と言うだけではなく、
実際に、作って走らせてみる。CUSTOM BUILD / 1×11
手元に残っていたロードバイク用パーツを使い、 Mayaを1×11速仕様へ変更しました。
HOLLOWTECH II
Narrow-Wide / 1×
DURA-ACE
11 Speed
SHIMANO DURA-ACE
Custom Specification
WHY CUSTOMIZE?
スポーツバイクを長く楽しんできた人の中には、 以前使っていたホイールやコンポーネントを 手元に残している方もいると思います。
新しい自転車では規格が変わり、 まだ使えるお気に入りのパーツが 使われないままになっていることもあります。
Mayaでは、そうしたパーツを活用して、 毎日乗る自転車を自分好みに仕立てていくこともできます。
MAMACHARI × SPORT BIKE
最初からカスタマイズする必要はありません。
使い方が変わったとき、もっと走りたくなったとき、
手元のパーツを使いたくなったとき。
そのときに選択肢が残っていることを、 Mayaでは大切にしています。
※掲載している車体はカスタマイズ例です。標準販売仕様とは異なります。 パーツの組み合わせによっては調整・追加部品等が必要になる場合があります。 カスタマイズの際は専門店へご相談ください。
CUSTOMIZE
Mayaにスポーツバイクの規格を取り入れた理由のひとつが、 購入後のカスタマイズに選択肢を残すことでした。
そこで実際に、ロードバイクで使っていたパーツを使い、 Mayaをカスタマイズしてみました。
NO FRAME MODIFICATION
フレームを削る。穴を開ける。 特殊なアダプターを製作する。
このカスタムのために、 そうした加工を行ったわけではありません。
元の部品を外して、スポーツバイクで一般的に行われているパーツ交換と 同じ考え方で組み替えています。
CRANKSET
BSA 68mmのBB規格を採用しているため、 対応BBへ交換することで SHIMANO HOLLOWTECH IIクランクを組み込めます。
POWER METER
さらに105クランクを利用して、 4iiii製パワーメーターも組み込みました。 日常車としては少し遊びすぎともいえるカスタム例です。
REAR DERAILLEUR
リアディレイラーには、 ロードバイクで使用していた SHIMANO DURA-ACE R9000系を取り付けています。
WHEEL
リアエンド幅130mmを採用しているため、 リムブレーキロードで使われてきた ロード用ホイールを活用できる余地があります。
BRAKE PAD
カーボンリムホイールの使用に合わせて、 ブレーキパッドもカーボンリム対応品へ交換。 ホイールの仕様に合わせて必要な部品を変更しています。
WHY WE DID IT
DURA-ACEやパワーメーターを、 Mayaに装着する必要があるわけではありません。
このカスタムで確認したかったのは、 スポーツバイクで使ってきたパーツを Mayaでも活用できる余地が本当にあるのか、ということでした。
ロードバイクを乗り換えたあと、 まだ使えるホイールやお気に入りのパーツが 手元に残ることがあります。
そんなパーツを、 今度は毎日乗る自転車で使ってみる。 Mayaには、そんな楽しみ方も残しています。
MAMACHARI × SPORT BIKE
最初からカスタマイズする必要はありません。 標準仕様のまま、毎日の自転車として使うことが基本です。
それでも数年後、使い方が変わったとき。 もっと走りたくなったとき。 手元のパーツを使いたくなったとき。
選択肢が残っていることも、 Mayaの機能のひとつだと考えています。
※掲載車両はカスタマイズ例であり、標準販売仕様とは異なります。 すべての市販パーツとの互換性を保証するものではありません。 パーツの規格・組み合わせによって調整や交換部品が必要になる場合があります。 カスタマイズは専門知識を持つ自転車店へご相談ください。
REPAIRABILITY
Mayaの設計では、購入したときの使いやすさだけでなく、 数年後に修理や部品交換が必要になったときのことまで考えています。
自転車は、買って終わりの商品ではありません。
タイヤは減り、ブレーキは消耗し、 長く乗ればワイヤーや駆動系の部品交換も必要になります。
そのときに、 専用品しか使えない。 部品が見つからない。 取り付けるために加工が必要になる。
そうした自転車には、できるだけしたくありませんでした。
OUR DESIGN RULE
それは、乗る人のためだけではなく、 修理を受ける自転車店のためでもあります。
タイヤ、チューブ、ブレーキシュー、ワイヤーなど、 日常的に交換する部品は一般的な規格を優先しています。
交換部品を取り付けるために、 削る・穴を開けるといった加工を必要としないことを重視しています。
特定モデルだけでしか使えない専用品を増やさず、 日本国内で選択肢のある規格をできるだけ採用しています。
FOR BIKE SHOPS
持ち込まれた自転車を見たときに、 特殊な部品を探し回らなくてもいい。
前カゴや後カゴを交換するときに、 無理な加工をしなくてもいい。
消耗した部品を、 普段取り扱っているパーツから選べる。
自分が企画する以上、 修理する人が困る自転車にはしたくない。 それもMayaの設計を決める大切な基準になっています。
STANDARD SPEC
日常で使いやすい装備を最初から。 Mayaは、前カゴ・前後フェンダー・リアキャリア・ センタースタンド・オートライトを標準装備しています。
以下は完成車として販売するMayaの標準仕様です。 カスタム事例で紹介しているパーツは標準仕様には含まれません。
| フレーム | アルミニウム Uフレーム / 480mm |
|---|---|
| ヘッドセット | NECO H37 / 1-1/8" |
| フォーク | 700C スチール |
| ボトムブラケット | カートリッジ スクエアテーパー |
| クランクセット | 42T / 170mm / スチール |
| フロントディレイラー | なし |
| リアディレイラー | SHIMANO TOURNEY RD-TZ500-GS / 6速 |
| ブレーキ | EN-261V / Vブレーキ |
| リアスプロケット | SHIMANO TOURNEY MF-TZ500-6 / 14-28T / 6速 |
| ホイール |
フロント:SHIMANO ハブダイナモ リア:130mm マルチフリーホイールハブ |
| タイヤ | 700×35C / トレッキングパターン / 米式チューブ |
| サドル | コンフォートサドル / スプリング付 |
| シートポスト | HL 27.2×350mm |
| ハンドルバー | 580mm × 25.4mm / スチール / シティタイプ |
| ブレーキレバー | 3フィンガー アルミレバー / アジャスター付 |
| シフトレバー | SHIMANO SL-RS356-R / 6速 REVOSHIFT |
| ステム | アルミ アジャスタブルステム |
| 車体重量 | 17kg |
| 標準装備 | フロントバスケット / 前後フェンダー / リアキャリア / センタースタンド / オートライト / ペダル |
※仕様・部品は製造時期等により、同等性能の部品へ変更となる場合があります。
GEOMETRY
Mayaはシートチューブ長480mmを採用し、 一般的なママチャリでは窮屈に感じやすい方にも、 自然なポジションを取りやすい設計を目指しています。
日常の扱いやすさを保ちながら、 スポーツバイクの考え方を取り入れたジオメトリです。
※各寸法の位置は、図中のアルファベットをご参照ください。
| 項目 | Maya |
|---|---|
| 適応身長 | 160〜180cm |
| A シートチューブ長 | 480.0mm |
| B ヘッドチューブ長 | 140.0mm |
| C 仮想トップチューブ長 | 566.0mm |
| D リーチ | 389.8mm |
| E スタック | 576.3mm |
| F チェーンステー長 | 455.0mm |
| G BBドロップ | 65.0mm |
| H ヘッドチューブ角 | 71.0° |
| I シートチューブ角 | 73° |
| J ホイールベース | 1066.9mm |
| K フォークオフセット | 48mm |
| L トレイル | 69mm |
Mayaはワンサイズ展開です。 シートチューブ長480mmと長めのホイールベースを採用し、 日常での安定感と、大柄な方でも窮屈になりにくいポジションを重視しています。 適応身長は目安となり、体格や乗車姿勢によってフィット感は異なります。
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